熱回収の抑制だけでなくて、やはりこのバージンプラスチック材の使用を段階的に抑制をしていかなければ再生プラスチック市場の活性化は難しいのかなということも考えております。 このバージンプラスチック材抑制のための計画ですとか取組どうなっているのか、説明をお願いいたします。
今年二月に行いました基本方針の見直しにおきましては、プラスチック製ごみ袋につきまして、業界団体へのヒアリングを行うなど、市場における普及状況などを踏まえつつ、再生プラスチックの配合率を一〇%から四〇%に本年、今年度に入りまして、すなわち今年の四月から引き上げたところでございます。
世の中を見ても、例えば、無印良品がペットボトルからアルミの缶に替えますとか、コカ・コーラが、コーラも再生プラスチック一〇〇%にしますとか、様々進んでまいりました。 それに加えて、先生が御指摘のような、ペットボトル自体をやめたらどうかというところに関しては、環境省はもう会議などではやめました。
これから、まさに一〇〇%のペットボトル、再生プラスチック一〇〇%のペットボトルを、最近でも、報道ではコカ・コーラもやると。そして、様々なブランドもやっていますが、同じものが同じものに変わっていく、リサイクルをされる。これはペットボトルも服も、様々なものもそうですが、このことを水平リサイクルといいます。
また、シャンプー等の詰め替えパウチの導入、これは日本ならではでございますけれども、オフィス用品や家電製品での再生プラスチックの使用など、多様な製品において取組が進められてきております。
モデル事業においては、一括回収によるリサイクル工程での支障は特になかったことに加えまして、再生プラスチックの品質は、プラスチック製容器包装のみを回収する際よりも向上するか若しくは同水準でございました。
先ほど申し上げた新たな法案に基づく環境配慮設計製品の認定制度によって再生プラスチックの需要を高めていって、回収、リサイクルの促進措置と相まって、自治体、事業者の取組を強力に促したいと思っています。 まず、自治体に対しては、前向きに頑張っている自治体の取組を応援するために、プラスチック資源の分別回収についてのモデル事業の実施などにより後押しをしていきます。
この戦略におきましては、将来的なビジョンとして、二〇三〇年までに全てのプラスチック製容器包装をリユース、リサイクルが可能なものにすること、あるいは分別収集、リサイクルに関係する二十万人分の新たな雇用を創出することなどの目標が掲げられ、プラスチックの設計、分別収集、リサイクル、再生プラスチックの市場構築等についての施策が記載されております。
今、お話がありましたが、材料リサイクル手法の質の向上を目指しまして、環境省では、例えば玩具、レールみたいなものをつくったりする、そういう玩具のより高い品質が要求される製品について、再生プラスチックの使用可能性について検証を行っているところであります。 こういった取り組みを後押しすることによって、材料リサイクルの高付加価値化へ向けて、取り組みをしっかりと推進していきたいと思います。
一方で、できました再生プラスチックあるいはそれに派生するような物品でございますけれども、こういったものについての市場がまだまだ未成熟である。そういうことから、できました製品の売り先、あるいはプラスチックの量産型の処理といったものについては大変困難が伴うということは、私どもの審議会での議論の中でも伺っているところでございます。
○吉井委員 これはドイツでのソニーの取り組みだけじゃなしに、国内でも、NECは全パソコンに再生プラスチックを使用することを決定して、九八年度の一割から、毎年順次使用比率を高めることにしたというふうに伺っております。トヨタ自動車も二〇〇〇年にリサイクル率を九〇%にすると公約しましたが、そこには再生しやすい樹脂材料の開発も入っているというふうに聞いております。
具体的に申しますと、省資源に資する規格といたしましては、コンクリート用高炉スラグ細骨材、それからスラグ石こうボード、それから再生プラスチック標識ぐい等がございまして、省エネルギーに資する規格といたしましては電気温水器、都市ガス用貯湯湯沸かし器、それからボイラー用温度制御器等を考えておるわけでございます。
したがいまして、この強度の点からいきますと再生プラスチックではちょっと不足であるという問題がございます。 それから、回収プラスチックと新しいものとをまぜて使ったらどうかという点でございますが、これも試験を行ないましたところによりますと、やはりもろきがあるということでございまして、したがいまして、このビールのポリ箱は新しいプラスチックでないとむずかしいということでございます。